AHR20Wエスティマハイブリッドのリアエアコン操作パネルをLED化と液晶反転を行いました。
今回の作業
純正ステコンのLED打ち換え、純正ナビのボタンバックライト改造に続き、
リアエアコン操作パネルもLED化したいと思います。
今回はエアコンの液晶も付いているので、それも反転したいと思います。
こういう無駄な作業をすると毎回思ってしまうのですが、
トヨタ様は何故工業排水のような緑色のバックライトにするんでしょうね。
豆電球に緑のカバーを被せていたころはまだ技術的に未熟だったのでわかりますが、
今はLEDでわざわざこの汚い色を再現しているので意味がわかりません。
まあその話はおいといて、
作業の前準備としてリアエアコン操作パネルを取外して分解しておきます。
クーラコントロールスイッチSUB-ASSY分解を参照ください。
取外しと分解が完了したら以下の作業に移ります。
作業内容
以下に作業内容を記載します。
1.LED点灯回路の調査
分解した基盤のLED点灯回路をテスターで調べると、2個のLEDが直列で接続されていて、
イルミ電圧(約12v)の600Ωでドライブされているわかりました。
ここまでわかったらあとはLEDを張り替えるだけです。
2.LED取外し
すべてのボタン照明LEDを取外します。半田吸い取り器や吸い取り線はいりません。
半田ごてを500℃以上に調整し、左右に当ててやるだけで簡単に外れます。
温度調整できない半田ごてを使う場合は50Wとかのものを使わないとつらいです。
0 3.LED拡散のための改造
スイッチの構造上、手持ちのLEDだと光が均一に拡散しづらいことがわかりました。
仕方ないので6mm砲弾LED用の拡散キャップを半分に切り、交換LEDの上に接着しました。
見た目は汚いですが効果は抜群。
4.LED半田付け
拡散改造したLEDを半田付けします。元々は2個直列でしたが1個にしました。
1個600Ωドライブでも耐えられる計算です。それに超高輝度なので1個で十分です。
5.液晶バックライトLEDの確認
続いて液晶内のLEDを交換するため液晶を少しだけ起こし、
中にLED拡散用のカバーが付いてますので外します。
するとLEDがずらーっと出てきます。3個直列接続のようです。
忘れないように直列接続されている部分をマジックで書き込んでおきました。
6.液晶バックライトLEDの交換
液晶内のLEDも同じく半田ごてで外し、LEDを交換します。
手持ちのLEDが入るスペースがないため3個から2個直列に変更しました。
ここのLED点灯回路はめんどくさくて調査するのをサボりました。
ただ上で取外したボタンLEDと同じものだったので余裕だと思われます。
とりあえず今日はここまで。