AHR20Wエスティマハイブリッドのトランク照明のLED化に関する記事(2)です。
エスティマのトランク部分の照明が壊れたので修理しました。
前回までの作業
トランク照明のLED化(1)の続きです。
前回で照明が完成したのですが、それからだいぶ更新が遅れてしまいました。
取付けてみたところうまくいかなくて、更新していない間悩んでいました。
悩んでいたのは、取付けると何故か 点灯はするがひどく暗い 現象です。
車両側からは12v来てるし、作ったランプも工作用12v電源では点灯するので意味が解りません。
よくよく調べてみると以下がわかりました。
1.IGN-OFFかつリアハッチバックが開いたときしか点灯しない仕様だった
2.LEDやランプを繋ぐと電圧が4vまで落ち込むことがわかった
1は仕様ですが2は不具合っぽいです。だから元々ランプが点灯していなかったのか。。。
断線等ならまだしも電圧降下の原因調査は非常につらいです、長期戦になります。
仕方ないので今回はこの問題を棚上げし、作業内容を以下に変更することにしました。
・+B電源を自分で引き回し、ハッチバックの開閉検出回路を自分で作る
・トランク照明は1つだと暗いので、この機会に3つ増設する
今回の作業のために用意したものは以下
1.エーモン 1588 開閉連動スイッチ
2.エーモン 1847 LEDレンズカバー(クロームメッキ)
3.エーモン 1293 ロッカスイッチ
4.オムロン リレー G6D-1A
5.Flux LED(白)、抵抗、ショットキバリヤダイオード
また、今回の作業で手持ちのLEDが切れてしまったので、
とあるルートから1個7.6円で1200個のLEDを手に入れました。
これで今後もガンガン作業できると思います。
それでは作業内容を以下に記載します。
作業内容
1.LEDレンズカバーの分解
まずはLEDレンズカバーを分解します。
本来ここにエーモン製の3連LEDを入れるのですが、それは自分で作ります。
以前にJZX110マーク2用に行った LED足元照明の作成 と同じです。
以前はLEDを8個入れましたが、今回はギリギリのスペースまで使ってLEDを12個入れます。
2.LEDの接着
今回は12個もLEDを入れる関係でスペースに基盤を使う余裕がありませんので、
LED同士を接着剤でくっつけて点灯回路は空中配線で行います。
接着剤で付けるのはLEDだけで、写真の基盤はLEDの整列のためだけに使っています。
接着剤が固まったら基盤からパカっと外します。同じものを3つ分作りました。
3.LED半田付けと端子カット
LEDの端子同士を半田付けで配線します。ここでは3つ直列で点灯します。
点灯回路は簡単すぎるので省略しますが自動車におけるLEDの点灯回路と同じです。
配線が完了したら端子はカットして半田の余りと端子のでっぱりを削ります。
こういう配線をする場合、半田ごての温度は320℃くらいがいいです。
400℃を超えると半田がなかなか固まってくれず配線しづらいです。
4.テスト点灯
テスト点灯したところうまくいったようです。
とりあえず今日はここまで
次回の作業
次回はスイッチ回路とハッチバック開閉検出回路を作ります。
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