AHR20Wエスティマハイブリッドのルームランプ修理に関する記事(2)です。
LED化済みのルームランプが切れてしまったので修理しました。
今回の作業
前回の作業の続きです。
前回は不点灯箇所の特定まで行いました(黒くマークされてるところ)。
今回は不点灯LEDの交換と不具合箇所の調査を行います。
作業内容
1.不点灯LED取外し
まずはLEDを引き剥がします。
4か所しっかり半田付けされているので、
高温の半田ごてと半田吸い取り線で取り除きます。
2.新品LEDと交換
取り外した部分を手持ちのLEDと交換します。
ほんのちょっとだけ色味が違うけど。。。まあいいか。
元々のやつはピュアホワイトって感じで、交換したやつは蒼白ってかんじです。
※写真は実際の色味に近いように調整しています。
3.不具合箇所判明&修正
回路を見ていたら不具合箇所が判明しました。
まあよくあるやつで、逆起電力に耐えられない設計です。
修正として電源ラインにショットキバリヤダイオードを追加しました。
尚、この修正によって電源の逆接続ができなくなります。
今までは逆接続しても点灯しないだけでしたが、今度はヒューズが飛びます。
ちなみに○フオクと楽○でLEDルームランプを検索してみましたが、
そのほとんどが逆起電力に耐えられない設計でした。
車によってはすぐ点滅しだすんだろうなぁと思います。
あれらを買う場合は修正前提で購入しましょう、安いのでそれでも元は取れます。
逆起電力とか点灯回路については こちら を参考にしてください。
4.電源の極性調査&取付け
修正によって逆接続ができなくなったので、
ランプの極性をテスターで調べてから取付けます。
間違うとヒューズ飛びますから慎重に。。
5.点灯テスト
点灯OKでした。
交換LEDの色味の違いも全く識別できません。
これでもう一生取外すことはないでしょう。
以上で終わり!!
・・・と思ったら、1年越しで 次回 へ続くことに・・・