今回の作業
普段はセカンドシートをスーパーリラックスモードで使用しています。
とても広くてすばらしいんですが、ひとつだけ不便なことがあります。
ドアスイッチの位置が良くありません、手が届かない!
実際、降りるための手順は以下です。
1. どっこいしょ、と中腰で立つ
2. 中腰のまま1.5mくらい前に体を移動する
3. スイッチを押し、中腰の恥ずかしい体勢でドアが開くのを待つ
4. やっとドアが開いたらよちよち出る
案外腰にダメージが。。
もし、スイッチが以下の写真の位置にあればだいぶ楽だと思うんです。
仕方ないのでスイッチの増設を検討します。
まずは○フオクでスイッチを探しました。候補は以下のスイッチ。
選んだポイントは 取り付けのために開けた穴の跡が隠れる 構造になっていることです。
カッティングシートなどで車両側の穴の跡を隠す必要がありません。
ちなみにこのスイッチは以下の車両から入手できます(後者はスズキのOEM)。
・スズキ ソリオ(MA15S)、三菱 デリカD:2(MB15S)
・スズキ パレット(MK21S)、日産 ルークス(ML21S)
・スズキ エブリイワゴン(DA64W)、マツダ スクラム(DG64W)
ヤ○オクでひとつ500円也で購入できたので、色々実験してみることにします。
まず一番の問題が 押すと押しっぱなしになって戻ってこない 構造だったことです。
スライドスイッチが押しっぱなしになるのはまずいので改造が必要です。
まずは分解して改造できないか検討します。
スズキのスイッチは初めて触るので、どうやれば分解できるかわかりません。
試行錯誤ハサミで抉ってみました。写真の2箇所を同時に抉ると開くようです。
ちょっと失敗して、引っかかり部分にダメージを与えてしまいました。
◆2013.9.24追記
2つめはうまく分解できたので、記事の下の方に分解動画を追加しました。
分解したものを裏側から見るとこんな感じです。
どうやら左側の白いプラがロック機構のようです。
これを外すとロックが外れて、押しても戻ってくるようになります。
白いプラと、それを自動戻しにしていると思われる金属棒を外しました。
中心に入っていた金色の接点も不要とわかったので外します。
組み立てると、うまいこと押しても戻るスイッチになりました。
ちなみにバックライトもついていました。オレンジ色です。
ムギ球の照明なのでかなり熱くなります。LED化するかは後で検討します。
2013.9.16 23:30追記
私と同じことをだいぶ昔から考えている人がたくさんいるようです。
「エスティマ Cピラー スイッチ」 でググるとたくさんヒットします。参考になります。
また、この手の製品がとっくに世の中に出ているようです。
DTEC IDスイッチというもののようで、動画で説明されています。
しかしまあ、この製品はずいぶんとお高い。片方で1万越え・・・。
こんなん配線1本とエーモンスイッチで実現できるんですけれど・・ とても高級なスイッチなんですね!
2013.9.24追記
スイッチの分解方法を動画にしました。
次回の作業
次回はこのスイッチへの配線を行います。