AHR20Wエスティマハイブリッドにセンターカーテンを取り付ける作業を行いました。
今回の作業
スノボ等で車内で着替えることが多いのですが、その度にサンシェードを付けています。これはとてもめんどうで、どうしてもセンターカーテンが欲しくなりました。
調べた結果、キャンピングカーやダンプの仮眠用カーテンが参考になることがわかったのですが、以下の画像からわかるように、エスティマは天井が少し曲面です。
かつ純正フリップダウンとムーンルーフがついています。レールを曲面加工して、かつフリップダウンを避けるルートを通さなければなりません。
どうしたものかと悩んでいたある日、レガンス というブランドで、薄いアルミの汎用カーテンレールを見つけ、値段も安めなのでとりあえず買ってみました。
購入したのは1.55mの汎用レールですが、レールが真っ直ぐ伸びたまま届きました。すばらしい。下の画像はうちの冷蔵庫(MR-RX47T)との比較です。
レールの色・厚みはこんな感じです。光沢は少しだけあり、幅は1cmでまあまあ薄い。今回はこのレールを使ってカーテンの取り付け作業を行いましたので記載します。
作業内容
以下に作業内容を記載します。
1.バイスで曲げる
実車から型をとってバイスで地道に曲げます。天井の両端へ合わせるY方向の曲線加工と、フリップダウンを避けるためのZ方向への曲げ加工です。
Y方向に曲げるのは比較的簡単です(Y方向=写真の曲げ方=カーテンの高さが変わる)。但し、バイスかパイプベンダを使って曲げないと絶対汚くなります。(写真右は試しにヒザで曲げてみたところ。曲げたいポイントで曲げることができない)。
2.左右に曲げた部分の修正1
↑のようにY方向に曲げるのは簡単でしたが、Z方向(下の写真の角度)に曲げるのは難しいです。Z方向に曲げるとレール内部がひん曲がってランナーが引っかかるようになります。
なので、引っかかる部分を削ってランナーがスムーズに動くようにします。写真は削り中なのでとても汚いですが、最終的には綺麗に磨きます。
3.左右に曲げた部分の修正2
Z方向に曲げた部分の補正はできましたが、まだ全体的にひん曲がっているので、ハンマーでちょっとずつ叩いて真っ直ぐにします。
下の写真で使っている道具は、釘の頭をツライチに打ち込む工具です。
4.修正部分の磨き
修正部分をサンドペーパーで死ぬほど磨きます。#120→#320→#400で磨くとすばらしく綺麗になります。写真はまだ#300でしか磨いていません(たぶんまだ修正する為)。
5.曲げ作業完了
フリップダウンを避けるかたちに曲げることができました。このときデジカメの電池が切れてしまったので、iPod touchにて撮影。
とりあえず今日はここまで。
今回購入したもの
今回購入したものと使用したものは以下です。