この資料について
※注意※
この記事は旧システム上で公開されていた記事ですが、旧システム停止に伴いこのページに移動しました。
汎用ロジックICの 74HC4511 を使用した7セグLED点灯回路です。
7セグを通常点灯する場合は7~8個のポートが必要ですが、このICを使用すると半分のポートで点灯させることができます。
但し表示できるのは十進数の 0~9 だけで、7セグのドット部分も自分で制御する必要があります。
その他の機能としては7セグの全点灯、全消灯、点灯保持が可能です。
尚、74HC4511の詳細については データシート を参照してほしいのですが、 実際たいした内容でではないのでここで簡単に説明してしまいます。 点灯する方法は A~D に任意の値を2進数で入力するだけです。具体的には以下のように入力します。
表示したい値 | 2進数表記 | 74HC4511への入力 |
0 | 0000 | D=Lo, C=Lo, B=Lo, A=Lo |
1 | 0001 | D=Lo, C=Lo, B=Lo, A=Hi |
2 | 0010 | D=Lo, C=Lo, B=Hi, A=Lo |
3 | 0011 | D=Lo, C=Lo, B=Hi, A=Hi |
4 | 0100 | D=Lo, C=Hi, B=Lo, A=Lo |
5 | 0101 | D=Lo, C=Hi, B=Lo, A=Hi |
6 | 0110 | D=Lo, C=Hi, B=Hi, A=Lo |
7 | 0111 | D=Lo, C=Hi, B=Hi, A=Hi |
8 | 1000 | D=Hi, C=Lo, B=Lo, A=Lo |
9 | 1001 | D=Hi, C=Lo, B=Lo, A=Hi |
その他の端子の説明を以下に記載します。
端子名 | 説明 |
/LT | LAMP TEST(全点灯)です。 Loを入力すると全点灯します。 |
/BI | RIPPLE BLANKING(全消灯)です。 Loを入力すると全消灯します。 |
LE | LAMP ENABLE(表示保持)です。 Hiを入力するとA~Dの入力値が無視されます。 |
尚、TTL-ICの 4511 でも全く同じ回路で使用できます。
てすと