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線材(配線や糸など)を均等な長さで高速に切る装置を作ったので紹介します。
今回の作業について
ある工作で、配線を等間隔で大量にカットする必要があったので、均等な長さで高速に切れる装置を作りました。
といっても超簡易装置ですので、DIYが得意な方なら家庭にある素材を使って5分くらいで作れちゃいます。 ↓こんなやつです。GIFアニメですがご覧ください。
それでは装置の作成方法について紹介していきます。
作成作業は以下の動画をご覧頂くか、
Youtube がお嫌いな方はスルーし、下に続く記事をお読みください。
作業内容
以下に作業内容を記載します。
1.材料の準備
以下の材料を揃えていきます。なくても、家庭にある何かしらで代用可能かと思います。
1. 適当な段ボール
2. 割り箸(できれば丸めなやつ)
3. ガムテープ
4. 使用済み乾電池(重りとして使用。重りになれば何でも良い)
5. 定規・カッター・鉛筆
2.段ボールをカット
段ボールを、線材のスプールが入る大きさにカットしていきます。スプールを3つ以上入れられて、かつ、割り箸が届く大きさがいいです。
スプール数が多ければ多いほど効率が上がりますが、割り箸が届かなければ機能を果たせません。
ところで、スプールって色々な呼び方があるみたいですね。ボビン、リール、ドラム、、、まあどれでもいいですけどね。普通は「何メートル巻き」とかで呼びますもんね。
3.割り箸を通す穴をあける
段ボールの左右に、割り箸を通す穴をあけていきます。穴は、カッターで十字に切れ込みを入れれば十分です。
穴をあける高さは、「割り箸にスプールを通したときに、スプールが段ボールに干渉しない高さ」です。あ、段ボールの底に重りも置くので、重りに干渉しない高さも必要です。
細かい寸法はご自分の素材にあわせて調整したほうがいいですね。
4.線材を通す穴をあける
線材を通す穴をあけます。カッターで切れ込みを入れるだけですが、何度も線材が通過するのでガムテープで強化したほうがよいです。
5.線材ガイドを作る
続いて、カットする線材の長さを測定するためのガイドを作ります。
段ボールの切れ端を細長く切って、ガムテープで線材を通す穴の横に貼り付ければOKです。す。
その後、ガイドに「カットする長さ」を示す線を引きます。線を引く位置はガイドの先端から測り、根本部分には2cmくらいのマージンをとります。
マージンが少なすぎると、線材をカットしたときに線材が穴から抜け落ちてしまいます。
6.重りを張り付ける
段ボールの底に、ガムテープで乾電池を張り付けていきます。これは線材を引っ張ったときに本体が動かないようにするためです。
乾電池は液漏れする場合があるので、長期間使用する場合は他の素材を重りにしましょう。
7.完成
段ボールに、スプール付きの割り箸を通し、線材通し穴に線材を通したら完成です。
私が今回作ったのはスプール3つ分なので、通常の3倍でカットできます。人生3倍得しました。
とりあえず今日はここまで。
購入したものと使用した道具
特にないです。家庭にあるものでできると思います。