JZX110マーク2のコーナリングランプは、ヘッドライト点灯時しか動作しません。
ここではスマートかつエレガントな方法で、スモール点灯時から
コーナリングランプが機能するように改造します。
概要
冒頭に書きましたが、コーナリングランプはヘッドライト点灯時しか動作しません。
つまりどういうことか。
◆交差点の例:
1.次の交差点で左折しようとしたが、赤信号になり停止する。
2.対向車のためにヘッドライトを消してスモールに切り替える。
3.コーナリング点灯せず。
よろしくないです。
せめてスモールに連動して点灯して欲しいです。
改造に必要なもの
1.適当なリレー 例えばこのリレーとか。
2.適当なダイオード 例えばこのダイオードとか。
改造方法
図を参考に。。
1.パッセンジャーサイドJ/Bから、コネクタ「パF」を引き出す。
2.左の図を参照し、「パF」の38ピン目の配線を切断する。
3.切断した配線を、右の図のように接続する。
4.何事も無かったかのように「パF」をパッセンジャーサイドJ/Bに戻す
以上、これだけ。
補足と説明
簡単に補足説明します。
「マルチプレックスネットワークボディーECU」(MPX)
コーナリングランプ制御はこのコンピュータがやっているようで、
コーナリングランプのリレーをON/OFFしているようです。
「パF」の38ピン
図に出てきた「パF」の38ピンはコーナリングランプの制御信号入力のようです。
ここがGNDレベルになったとき、コーナリングランプが点灯するようです。
MPXは「ウィンカー動作中かつヘッドライト点灯中」に38ピンをGNDレベルにします。
整流ダイオード
「パF」の38ピンにつないだダイオードは、リレーコイルの逆起電力からMPXを保護するためです。
MPXは物凄く高いので注意が必要です。
権限がありません