エアコンのセンタークラスタ吹き出し口をオートスイング化しました。
ここで記載しているのは純正ナビ付センタークラスタのオートスイングですが、
ナビ無し車のセンタークラスタでも参考になると思います。
オートスイング化について
110でオートスイング機能がついているのはグランデGのみです。
110オーナーの方の中にはこのオートスイング機能をつけるために、
グランデGのエアコン関連の殆どの部品をトヨタ共販で購入されている方がいるようです。
これは物凄く高くつくと思います。
ここではお金がかからない方法でオートスイング化を実現します。
用意するもの
1.スイングレジスタ
2.エアコンディショナコントロールASSY(SWING付)
某オークションで粘れば、両方とも安く買えます。
ここで、ちょっとした技術と知識があれば2は用意しなくてもいいかもしれません。
実はオートスイング無し車のコントロールASSYにもオートスイング機能があるようで、
ただオートスイングのスイッチが無いだけのようです (量産都合上ソフトは同じものが入っていると思います)
写真は純正ナビ無し車のエアコンディショナコントロールASSYを分解したところです。
写真の部分をショートさせるか他のスイッチを半田付けすれば動いてしまうようです。
これは純正ナビ付、ナビ無し車どちらにも言えそうです。
私はとある事情と実験のため、数種類のコントロールASSYとレジスタを大量に所持しているので
今回は改造せずにオートスイング付の物を使用しました。よって上記の検証はしていません。
各パーツの取り外し
センタークラスタとエアコンディショナコントロールASSYを取り外す必要があります。
取り外しに関しては センタークラスタの取り外し を参照してください。
スイングレジスタ化作業
以下にスイングレジスタ化作業について記載します。
1.スイングレジスタ電源のコネクタ化
写真のオレンジ枠部分はスイングレジスタモータの電源です。
この配線に12V電圧をかければモータが回転しだします。ここではコネクタ化しました。
ちなみにこれはDCモータ電源なので極性はありません。いや、ウソです正確にはあります。
ただ、どちらにつないでもスイング方向が 最初に左右どちらに向くか変わる だけです。
2.エアコンディショナコントロールASSYの改造
コントロールASSYからスイングレジスタの電源を引き回します。
写真のオレンジ枠部分のピンがスイングモータの電源になります。
但し車両側コネクタからこのピンへの配線は出ていないと思いますので3を参照して下さい。
3.コントロールASSYから配線の引き出し
私の車では車両側コネクタから2のピンへの配線がありませんでしたので、
コントロールASSYを分解して内部からスイングモータ電源を引き出してコネクタ化しました。
写真の半田付けされている部分がスイングモータの電源になります。
左の写真の 上段:左から4番目、下段:左から2番目のピン が半田付けした部分です。
スイングレジスタ化完了
スイングレジスタとコントロールASSYから出したコネクタをカチっとはめて完成です。
注意して欲しいのは、SWINGボタンを押してもクーラー動作中しかスイングしない ことです。
ヒーターでは動作しない仕様なのです。これに気づかずずいぶん調査させられました。。。