AppleTV 2/3Gを車載するための記事(3)です。
Apple TVのHDMI出力をアナログコンポジットに変換しました。
今回の作業について
前回の作業 の続きです。 今回は Apple TV のHDMI出力をアナログコンポジットに変換しようと思います。
今回用意したものは以下です。
◆ LKV381 HDMI to Composite/S-Video Converter
◆ CASTRADE CEAV4S01DC オートAVセレクター
◆ OKI-78SR 5V出力 DC-DCコンバータ
尚、AVオートセレクタを用意したのは、コンソール裏のVTR端子と共存させるためです。
このセレクタには切り替え優先度があるようなので、VTR端子に接続したときはそちらが映るようになるはずです。
また、コンポジット変換機が5v電源なのでDC/DCコンバータも用意しました。 このDC/DCコンはかなりハイスペックなので、このような用途で使うのはもったいなすぎます。 本来は3個150円の三端子レギュレータで十分だと思われます。
作業内容
以下に作業内容を記載します。
1.AVセレクタの謎のデバイス解析
AVセレクタに車載用の電源ケーブルが付属しており、そこに謎のデバイスが付着しています。
分解してみると LCフィルタ のようです。ありがたく使わせてもらいます。
2.HDMI→アナログコンバータの解析
コンバータは5v電源のようですが、怪しい中華製なので中身を解析してみました。
・・が、特に不審な点はありませんでした。まあ大丈夫だと思います。
3.電源の作成
コンポジットコンバータの電源を作成します(DC/DCコンで12vを5vに変換します)。
ついでにAVセレクタについていたLCフィルタも使わせてもらい、
LCフィルタから分岐して12vと5vを取り出せるようにしました。
4.接続テスト
作成した電源をコンバータとAVセレクタに繋いで、電源ONしてみました。どうやらうまく動いたようです。コンバータが多少発熱しますね。まあ許容範囲ですが。
とりあえず今日はここまで。
次回の作業
車両に取り付けます。