AppleTV 2/3Gを車載するための記事(9)です。
今回はTVリモコンでApple TVを操作できるようにします。
今回の作業について
前回の作業 で車内にWi-Fiネットワークを構築し、ほぼ完璧な状態になりました。 残る不満はリモコンです。運転中のiPhoneでの操作は違法だし(というかスマホで操作がめんどくさいし)、Apple Remoteを持ち込むと車内にリモコンばかり増えて嫌だし。。。
というわけで、今回はApple TVのリモコン受光部をダッシュボードまで延長する作業と、TVリモコンを使ってApple TVを操作できるようにする作業をしたいと思います。
作業内容
以下に今回行った作業を記載します。
1.Apple TVの分解
再びApple TVを分解します。Apple TVのリモコン受光部を取り外してダッシュボードまで延長するためです。受光部は中の基盤に実装されていました。こいつを取り外して延長するだけなので簡単な作業です。
2.リモコン受光部延長(失敗)
この際詳細は省略しますが、どうやっても受光部を延長できませんでした。。。
ただ受光部を取り外して延長しただけなのにどうやってもリモコンを受信してくれないのです。お陰で手持ちのApple TVを1つダメにしてしまいました。
もしかして目に見えない端子があったのやも。。とにかく延長はあきらめました。
もし成功された方がいたら是非報告ください。
尚、ダメにしたApple TVはリビングで使う予定です。我が家のリビングではリモコンを使わずにAirplayかRemoteアプリを使用しているので問題なしってことにしておきます。
3.リモコンリピータ(UMA-IRB01)の購入
Hanwha 汎用 赤外線 リモコンベンダー UMA-IRB01 というものを購入しました。赤外線リモコンのリピータです。(尚、ELPAのRC-RE01も同じもののようです)。これを使ってリモコン受光部を延長しようと思います。
4.受光部の謎の突起物の削除
リピータの受光部に謎の突起物があります。どうも両面テープで受光部を固定する部分っぽいのですが、こいつが無駄に大きくてめちゃくちゃ邪魔なのでカットしてしまいます。
カットした跡はグラインダで綺麗に整えます。
5.リモコン受光部の取付け
リモコン受光部はEMV下のエアコン吹き出し口の真ん中に付けようと思います。このあたりがリモコンを向ける先としてはちょうど良い感じです。
受光部取付けのため、吹き出し口に受光部の配線を通すための切れ込みを少し入れて、受光部を両面テープで貼り付けます。
6.リモコン受光部の配線
リモコン受光部の配線はエアコン吹き出し口から運転席側に伸ばします。このまま運転席下まで伸ばしていきます。本体は運転席下に設置するつもりです。
7.リピータの電源確保
リピータ本体に受光部の配線を繋ぎ、電源を確保します。リピータの電源は5v(USB給電型)なので、以前取付けたAVオートセレクタの電源から分岐させます。
ただ、単純に分岐させるとノイズ源になるので、念のため電源とオーディオ関係の配線を見直して、最終的にアルミテープで電源ライン関係とオーディオライン関係をセパレートしました。アルミテープは単純ですがかなり効果があります。
8.TVリモコンの登録
リピータの配線が終わったので、Apple TVを起動してTVリモコン(他社製)を登録します。登録方法は こちら に記載されています。
これでリモコンがTVと共通で使えるようになりました。とても幸せな気分です。
とりあえず今日はここまで。
もういじることはないかな??
ちなみに、AppleTVの改造は難易度が高いと思った方は、 Fire TV Stickを使ったほうがいいかもしれません。電源はMicro USBですし、ちゃんとAirPlayもできますし。
次回の作業
たぶんありません。
こーへいへい