AppleTV 2/3Gを車載するための記事(8)です。
今回は無線LANルータを導入し、WiMAX無しでもAirPlayができるようにします。
今回の作業について
前回の作業 でApple TVの車載はほぼ完了したのですが、 無線LANルータを導入することでWiMAX無しでもApple TVが使えるようにしようと思います。 iPod touch/iPhone内のコンテンツをAirPlayする用途だと、WiMAXを使うのが面倒な場合もあるからです。
尚、今回導入する予定のルータは以下です(かなり小さい)。
それとルータの電源(5V)も必要になるので、AmazonでUSBカーチャージャーも買いました。こいつを分解して使います。そのほうが安いし、自分で作るのも面倒だったので。。。
Amazonベーシック USBカーチャージャー 2.1アンペア (タイプAメス 2ポート)
作業内容
以下に作業内容を記載します。
1.カーチャージャーの分解成
まずはカーチャージャーを分解します。カーチャージャーはネジを回すだけの簡単仕様でした。
カーチャージャーの無負荷時の電流を測定したところ 2.37mAでした。安い割にはなかなか良いかんじの低消費設計です。
2.USB端子取り外し
カーチャージャーからUSB端子を外します。ただの電圧変換基盤として使うだけだからです。
USB端子は半田吸い取り線を使って2つとも取り外してしまいます。
3.ルータ電源端子取り付け
ルータの電源にカーチャージャーの出力を接続します。
といっても電源ラインをぶった切って直接カーチャージャー基盤に半田付けしただけです。
尚、ルータの電源ラインはセンタープラス仕様のようです(写真参照)。
4.消費電流測定
ルータとカーチャージャーの電流を測ったところ、合計 124mA でした。
無通信時は40mAくらいまで下がっていました。まぁデジタルマルチメータで見てるだけなので、正確な値ではないです。
5.USB電源取り出し
カーチャージャーの出力にはまだまだ余裕があるので、
WiMAXの充電端子(マイクロUSB)も出すことにしました。
といってもあまったマイクロUSBケーブルをぶった切ってカーチャージャーの出力部分に半田付けしただけです。
6.車両取り付け
電源(カーチャージャー)を車両に取り付けます。これでWiMAX無しでも AirPlayなどができるようになりました。
尚、電源の取り出し元は 「ドライブレコーダの取り付け」 を参照ください。
とりあえず今日はここまで。
次回の作業
次回はTVリモコンでApple TVを操作できるようにしたいと思います。